『手巻きラムネ』まんねん堂

手巻きラムネ ラムネ

江戸駄菓子まんねん堂の「手巻きラムネ」です。

ツチタナのピースラムネにとても良く似ています。

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ピースラムネとまんねん堂の関係は?

もともとピースラムネの元祖は浅草の本多製菓です。
本多製菓はすでにピースラムネの製造を辞めており、今は土棚製菓東京ニコニコラムネ製菓本舗がピースラムネを製造していますね。

本多製菓は型抜きラムネも製造していました。
その木型はまんねん堂が引き継いで型抜きラムネを製造しています。

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まんねん堂は型抜きラムネと合わせて、ピースラムネも本多製菓から引き継いでいるようですね。
まんねん堂のピースラムネは元祖の味と言えるかもしれませんね。

昔のラムネの味です

スッとした清涼感ではなくて、ほんのり甘酸っぱい味ですね。
これは粉砂糖と酒石酸を使って作っているためです。
ブドウ糖とクエン酸を使用すると清涼感が出ます。

オレンジ油の香料が入っているせいか、少し柑橘系の酸味がある気がします。
これは子供の頃に食べたラムネと同じですね。

口に入れた途端にスゥ~と溶けていき、いつの間にか無くなってしまいます。
いくらでも食べられそうです。
まるでジェラートのようですね。

東京ニコニコラムネ製菓本舗のニコニコラムネは口に入れると溶ける前にふわっと膨らんでから溶けていくので、食感があきらかに違います。
こちらはトルコアイスのドゥンドルマと言った感じですね。

機械で巻けないので手で巻きます

今のラムネはブドウ糖を使用して固めているのがほとんどです。
森永や春日井製菓のラムネなどが代表ですね。
手で持っても大丈夫です。

この手巻きラムネは粉砂糖を使っていますがそれだけでは固まらないので、蜂蜜を加えてゆるめに固めています。
手で持つだけで簡単にくずれてしまいます。

そのために機械で包装することができないそうです。
今でも手作業でセロハン紙で巻いています。
まさに手巻きラムネです。

とても貴重なラムネですね。

手巻きラムネ 手巻きラムネ

手巻きラムネ 手巻きラムネ

素敵な手提げ袋に入れてもらえます

まんねん堂で購入した商品は素敵なイラストが書かれた手提げ袋に入れてもらえました。
たしか1,500円以上購入した場合のサービスと言っていたと思います。

このイラストは「きいちのぬりえ」ですね。
きいちのぬりえは1948年(昭和23年)に出版されたぬりえです。
すごい人気で、100万枚以上売り上げたそうです。

手提げ袋の片面はぬりえになっていますので、実際にぬりえができますね。

きいちのぬりえ きいちのぬりえ

ラムネ情報

名称菓子
原材料名砂糖、澱粉、酒石酸、
蜂蜜、重曹、香料(オレンジ油)
製造者(株)萬年堂 MA
東京都台東区下谷2-18-9

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