岸田商事の「アニマルラムネ」です。
キシダのラムネは関西で昔から馴染みがありますね。
シマダのラムネと混同しがちですが、まったく別の会社ですね。
白いコイン型のラムネの上にカラフルなクマ・ライオン・ゾウ・ウサギ・カバ・ウシ6種類の動物が描かれています。
動物の絵もラムネです。
可愛らしいです。
直径は3.5cmほどです。
一個ずつ個包装になっています。
パッケージの製品名が手書き風で面白いですね。
一見するとバザーで販売されているような手作りラムネに見えますが、岸田商事はラムネの老舗です。
ラムネ一筋30年だそうです。
2012年には尼崎の商品で競われるメイドインアマガサキ・グランプリで準グランプリを受賞されています。
二段重ねのラムネです
白いラムネは普通のラムネ味です。
上に載っている動物の形のラムネが色々な味になっていて、これで味を変えています。
ラムネは割れたり崩れやすいので、通常は製造後にあまり加工はしないんですよね。
それでも絵を描いたラムネはいくつかあります。
例えば、ビックベアーズラムネですね。
しかしながら、2つのラムネをくっ付けて味を変える方式をとっているラムネは非常に珍しいです。
地味ですが独創的と言えますね。
3種類の味です
赤色の動物が描かれたラムネはピーチ味です。桃の香りがします。
黄色はリンゴ味です。
青色はサイダー味です。
天然着色料で色付けされています。
ブドウ糖ではなくグラニュー糖で作られています。
ほとんどのラムネは砂糖(上白糖)かブドウ糖で作られていますね。
砂糖で作られたレトロなラムネはピースラムネなどがありますが、グラニュー糖で作られたラムネは珍しいです。
グラニュー糖で作られているためか食感が独特ですね。
粗いようなザクザクとした食感があります。
でもスーッと溶けて後味がとてもすっきりしています。
おいしいです。
これもキシダのラムネ?
芳月堂が奈良のしかまろくんとコラボして作ったビー玉ラムネがありますが、
このパッケージに「きしだのラムネ」と書かれています。
さらっと流していて気づいていませんでしたが、実はこれの製造元は岸田商事ですね。
そういえば芳月堂は販売者としかパッケージには書かれていませんね。
さらに言えばグラニュー糖で作られているラムネという点も岸田商事のラムネの特徴と一致します。
工場で直接小売もしてくれます
ラムネ工場へ出向けば直接小売もしてもらえるようです。
工場は目立ちにくい場所にあるようですが、甘くて良い香りに誘われていけばたどりつけるかもしれませんね。
ぜひ買いに行きたいですね。
ラムネ情報
名称 | 清涼菓子 |
内容量 | 25個入 |
原材料名 | グラニュー糖、 コーンスターチ(遺伝子組み換えでない)、 クエン酸、重曹、炭酸カルシウム、香料、 糊料(CMC)、 着色料(紅花黄、クチナシ、アカビート) |
製造者 | 岸田商事 関 一重 兵庫県尼崎市尾浜町2-4-28 |
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