江戸駄菓子まんねん堂の「金花糖」です。
江戸時代発祥の菓子です。
古くは結婚式の引出物やひな祭りなどの節句のお祝いなどの際に配られた縁起の良い菓子ですね。
砂糖と水だけから作られるシンプルな菓子なので、駄菓子の原点とも言われています。
シンプルなだけに美しく作るには高度な職人の技術が必要とされています。
今から考えるとすごい贅沢な駄菓子ですね。
今では作れる職人が数えるほどしかいないそうです。
東京では萬年堂だけだそうですね。
昔、金花糖を作っていた会社が畳む際に萬年堂が道具を引き継いだそうです。
もしその時に萬年堂が金花糖作りを始めなければ、このようなかわいらしい金花糖は既に幻になってしまっていたかもしれませんね。
作り方
砂糖と水を混ぜて木型に流し込んで固めます。
固まったら食紅で色付けをします。
とてもシンプルな作り方ですね。
でも混ぜ方一つとっても熟練の技術が必要です。
技術の継承がされないと、近い将来には食べられない駄菓子になってしまいそうですね。
味は砂糖の味
材料が砂糖と水だけなので、味は当然砂糖の味です。
カラメルのような香ばしい感じはないですね。
金平糖のような味です。
金平糖よりも薄く作られているので柔らかく感じますね。
見た目が大事な駄菓子ですね。
食べるのがもったいないです。
駄菓子情報
名称 | 菓子 |
原材料 | 砂糖、着色料(赤3青1黄4竹炭) |
内容量 | 2個 |
製造者 | 東京都台東区下谷2-18-9 (株)萬年堂 |
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