岡田商店の「ビンラムネ」です。
ビン型のモナカの中に粉ラムネが入っています。
このビンはバヤリースオレンジを模しているそうですね。
モナカにストローを刺して吸って食べます。
急いで吸うとむせますね。
慌てずゆっくり吸いましょう。
ビンラムネは昭和30年代頃に千葉県のメーカーが考案・製造していたのですが廃業してしまいました。
現在は岡田商店が引き継いで製造販売しています。
パッケージがかわいいですね。
うさぎがビンラムネを食べています。
妖精はよくわからないですが。
モナカの中に粉ラムネ
モナカの中の粉ラムネは細かくてさらさらです。
甘くて美味しいです。
粉ラムネはラムネの黎明期からあります。
でも今ではほぼ見かけませんね。
オリオンやフルタが粉ラムネの商品を出していますが、もうちょっと粒が大きい顆粒状ですね。
ビンラムネのようにさらさらで細かい粉ラムネは唯一と言っていいですね。
ストローは底に刺す?口に刺す?
ストローの刺す位置はビンの底側か、口側かというのが気になりますよね。
ビンを逆さまにして底にストローを刺すのが公式ですね。
その根拠として、パッケージのうさぎも底にストローを刺しているから、というのがよく言われます。
詳しくは、実用新案 第1956145号や意匠登録 第774904号を見ると詳細が書いてありますね。
ストローの刺し方については実用新案 第1956145号(昭和62年に出願)にこのように記載があります。
本考案は食用に供することもできる無害の菓子原料で容器を造り、容器内に粉末ラムネ剤を収容し、ストローを薄い底部を刺し通して容器内に収容した粉末ラムネ剤を吸い出し食するラムネ菓子に関する。
~中略~
容器は外側が円錐形となっているので、逆さにして刺し通したストローで吸引すると、容器内の粉末ラムネ剤は減少するに従い漸次狭小となっている容器の口部側に降下集合するので、収容されたラムネ剤は残すことなく吸引することができるのである。
逆さまにしてストローで吸っていくと粉ラムネは減っていきますが、ビンの口の細くなっているところに集まっていくので残すことなく吸えるというわけですね。
また、底のほうが若干モナカが薄くて刺しやすいような気がします。
ビン型のモナカに粉ラムネを詰めてから底のモナカでフタをしているようですので、少し厚みが違うのかもしれませんね。
この点も実用新案や意匠登録に記載がありますね。
意匠登録 第774904号(昭和62年に出願)によると、
本物品は粉ラムネをモナカ容器に密封収容したもので、これを食するときには反対に倒立させて持ち、薄肉になっている底蓋に細身のストローを突き差し、その先端を粉ラムネに到達せしめ、吸引食し、次にラムネで内壁を味付けされたモナカ容器を食する。
とありますね。
付属のストローは刺さりやすいよう片方が斜めにカットされています。
親切な作りが嬉しいですね。
ラムネを吸い尽くして、最後に壁にくっついたラムネをモナカと一緒に食べると美味しいです。
ビンの口側からストローを刺した場合は、底部の皿にラムネが残りますので多めのラムネをモナカと食べられます。
それも有りですね。
だがしかしで紹介
少年サンデーで連載している、「だがしかし」でも紹介されていました。
1巻の第16かしがビンラムネのネタです。
少年サンデーで連載している、「だがしかし」でも紹介されていました。
1巻の第16かしがビンラムネのネタです。
余談ですが、だがしかしに登場するほたるさんはかわいいですね。
いつも同じ服を着ているように見えますが、実はブラウスの意匠が毎回異なるんですよね。
よく見てください。
作者のこだわりを感じて好きです。
ラムネ情報
名称 | 菓子 |
原材料名 | ぶどう糖、香料、酸味料、 コーン<小麦粉、澱粉、甘味料(ステビア)、 膨張剤、黄色5号> |
内容量 | 1本 |
販売者 | 株式会社 岡田商店 OM 〒111-0055 東京都台東区三筋1-15-10 |
ビン型のモナカの中に粉ラムネが入っています。このビンはバヤリースオレンジを模しています。モナカにストローを刺して吸って食べます。ビンを逆さまにして底にストローを刺すのが公式です。うさぎも底にストローを刺しています。また、実用新案 第1956145号や意匠登録 第774904号を見るとストローの刺し方が詳しく書いてあります。
コメント
お世話様です。サンシャインとか色々な駄菓子専門店行きましたが、ビンラムネが何処も売り切れ状態です。ネットでも欠品中と。販売中止なのでしょうか、いつも購入してるのですが御社に直接オーダーとかはかけられますか。お忙しい中申し訳ありません
コメントありがとうございます。
生憎ですが当方はラムネの取次は承っておりません。
ご期待に添えず大変申し訳ありませんがご了承ください。